横浜の特許出願なら山本特許事務所

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お客様の声

■お客様に聞く ― リキッド・デザイン・システムズ様

株式会社リキッド・デザイン・システムズ 代表取締役 遠山 直也氏
 エグゼクティブ・ディレクター 若松 茂久氏 (写真右より)


半導体ベンチャー企業「株式会社リキッド・デザイン・システムズ(以下、LDS)」は、自社で開発した新規技術に関する特許出願を山本特許事務所に依頼しました。そこで、山本特許事務所を選択した理由と目的について、詳しく話を伺いました。

リキッド・デザイン・システムズについて
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-4 クレシェンドビル
設立: 2008年6月
資本金: 1060万円(2011年3月末現在)
事業内容: 3次元IC技術のライセンス販売・コンサルティング、半導体関連のデザインサービス、半導体EDAソフトウエア販売

もくじ 
  1. 会社の概要 
  2. 特許出願の目的と発明の概要
  3. 特許出願をするにあたり行った準備
  4. 山本特許事務所に依頼した3つの理由
  5. 山本特許事務所にまかせて良かったこと
  6. 今後の期待

■会社の概要

-- LDSの概要を教えてください。

LDSは、半導体および半導体設計ソフト(EDA-電気回路設計用)ビジネスに長年従事してきた4人のメンバーが中心となり、2008年に起業した国内ベンチャー企業です。3次元半導体技術をベースに、パテントライセンスを活用した提案やEDAツールの販売などを行っています。

-- これまで特許出願をしたことはありましたか。

今回、LDSとして特許出願をするのは初めてでした。LDSには、設立以前から数多くの特許出願に関わってきたメンバーが在籍しており、この点は当社の強みでもあります。このメンバーが、以前から山本さんを知っていましたので、今回、山本特許事務所に依頼しました。

■特許出願の目的と発明の概要

-- 今回、山本特許事務所を通じて特許出願した発明について、その概要を教えてください。

LED電球をインテリジェント化する3次元実装によるLED/LSI実装に関する発明です。

-- なぜ特許出願をしようと考えたのですか。

3次元実装ICは、従来のSiP汎用DRAMに比べて、データ処理性能を100倍以上に高速化できるため、次世代の半導体として世界中で研究が進められています。一方、LED電球に実装する場合は立体構造基板となるために、うまく熱を逃がしながら長時間発光できるように設計しなければなりません。

当社は、3次元実装技術を応用して、初期開発コストを抑えつつ、短期間で、インテリジェントなLED照明である新規技術を発明しました。LED電球の普及が急速に進む中で、このような新規技術は大きなビジネスチャンスになる可能性があります。この新規技術を守り、財産として活用するために特許出願をすることにしました。

■特許を出願するにあたり行った準備

-- 今回、特許出願をするにあたりどのような準備をしましたか。

一般に、開発が完了した時点で、技術資料を用意して、特許事務所や弁理士に連絡すると思いますし、そのようなやり方でも問題はないと思います。

しかし、当社は、基本的な技術検証の目処が立った時点で山本特許事務所へ連絡して、社内のブレスト会議に参加してもらいました。そのため、ブレスト会議を通じて、特許出願の準備を進めていったという感じです。

-- なぜブレスト会議に参加を求めたのでしょうか。

ある程度アイデアの骨子が固まった時点で、この技術は当社がビジネスを展開していく上で重要な技術になると確信しました。そのため、より優れたアイデアとし、侵害に対応しやすい特許を取るために、事前に、専門家からのアドバイスを受けながら、特許出願の準備を進めたいと考えたからです。また、類似技術の調査や、特許を取るのに必要な技術資料の作成の仕方などについても、サポートしてもらいたいと考えたからです。これにより、効率的かつスムーズに、特許出願の準備作業を進められたと考えています。

-- 特許出願に必要な技術資料はどのように作成したのでしょうか。

最初に、当社が、発明の概要が分かる程度の図面を作成しました。そして、ブレスト会議の中で、山本特許事務所から、特許を取るためのポイントを説明してもらい、さらに、特許出願に必要な情報やデータを指示してもらいます。最後に、当社が、指示された情報・資料・データを再提出します。あとは、山本特許事務所が、特許出願文書をまとめてくれました。

■山本特許事務所に依頼した3つの理由

-- なぜ山本特許事務所にそのような業務を依頼しようと考えたのでしょうか。

事務的に出願業務を進めるような特許事務所や弁理士に依頼しても、開発過程の段階ではアドバイスやサポートを受けるのは難しいと思います。また、結果が出ないのにもかかわらず費用がかさんでしまう可能性もあります。山本さんとは、LDSを設立する以前から何度も一緒に仕事をしてきました。その経験から当社の要望に応えてくれるはずだと期待しました。

-- 具体的なポイントなどがあれば教えていただけますか。

具体的ということであれば、次の3つがポイントとなります。

(1)弁理士としての経験値が豊富
国内大手特許事務所における実務経験が長いので、特許出願はもちろん中間処理(特許庁からの拒絶理由に対する意見書・補正書の作成)などの業務を安心して任せることができます。また、独立後は中小ベンチャー企業からの相談も数多く受けていることから、アイディアが出てきた段階で、形式などにこだわらず、気軽に相談ができるからです。

(2)技術理解力に優れている
これまで、半導体をはじめとした電子デバイスに関連する数多くの特許出願業務を手がけてきている実績を評価しました。技術理解力に優れ、開発過程できめ細やかなアドバイスを期待できると考えました。

(3)国際特許まで一括して業務を依頼できる
今回の技術は、国際特許の取得も視野に入れています。山本さんは、これまで米国、欧州、中国、韓国、台湾といった諸外国における特許出願も経験しているので、国内はもちろん国際特許まで一括して任せることができると考えました。

■山本特許事務所にまかせて良かったこと

-- 山本特許事務所にまかせて良かったと思う点を教えてください。

事務作業の面では、あらかじめ用意した図面をみてもらうだけで、技術的な内容を一から説明しなくても、こちらの伝えたいことを理解してもらえました。このため、資料作成などもスムーズに進めることができました。当社の開発の過程に従って、特許出願書類を作成してもらえたので、資料作成の作業が大きな負担とならず、スピーディに特許出願まで漕ぎ着けることができました。

また当社の狙い通り、専門家からのアドバイスをもらいながらアイデアを特許化する過程の中で、発明の範囲を広げて侵害に対応しやすいような特許出願にすることができたと考えています。現時点では出願中ですが、特許庁から難解な拒絶理由などを突きつけられることもなく順調に審査が進んでいるのも、山本特許事務所のおかげだと感謝しています。

■今後の期待

-- 山本特許事務所への期待などあればお聞かせください。

以前(特許出願時)は川崎市に当社の事務所があったのですが、急ぎの相談にも気軽に駆けつけていただくこともありとても助かりました。今回の出願業務を通じて、あらためて弁理士としての能力の高さを実感しました。特に、一般的な依頼者と特許事務所の関係から一歩進み、「どうすれば特許を取れるか」、「権利範囲を広くできないか」を検討するためのブレスト会議に参加してもらうまでの関係を築くことができたのがとても良かったです。今後も戦略的にパテントビジネスを展開していきたいと考えていますので、ビジネスパートナーとしてこれまでと同様、丁寧かつ迅速な対応を期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
 

* 取材日時 2011年4月(2018年7月現在:国内特許6件・外国特許10件以上取得済み)
* リキッド・デザイン・システムズのサイト
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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